感染症の社会不安による人間崩壊が始まっていることに懸念を表明するものである。
昨年6月に半年ぶりに会った方などを例に挙げてみよう。
仮にAさんという方を登場人物にしてみよう。
塔婆をお願いしたAでございます。
久しぶりなので、客殿で近況をお聞きしてみた。
以下がその概要である。これを読んだみなさんの役に立てれば幸甚である。
A 感染症のことが不安でTV報道を朝2時間、昼2時間、夜寝る前まで3時間観ております。
私 なるほどそうなのですね、しかし合計7時間もTV報道を観れば余計に不安になりませんか?
A そうですね。不安になるから、もっとTVを観ないと居ても立ってもいられません。食事もする気にならず、人にも会わず、なるべく外出もしません。
私 気晴らしと運動も兼ねて散歩をすると気分もよくなるし、空腹になるんじゃありませんか?
A 人に会うと怖いので外に出たくありません。
この後、同様な話を7回ほど伺うことになった。認知症が発症しているようであり、今から話をしますから、ちゃんと聞いてくださいよと促された。
ここでわたしが問題定義したいのは、考え方が行動を制限し、思わぬところに落とし穴を掘ってしまうのではないかということである。
医学的な専門医から見地からすれば、わたしの言うことが素人の戯言であっても、主張する。潜在的にそういう方が増えてきてきるからである。
ここでいったんまとめてみる。
1運動しない
2眠れない
3食事しない
4人と会話をしない
5大量の不安情報を一方通行で受け取り続ける
ザックリと5つばかり気づいたことを述べてみた。上の5つを実践すれば、必ずとは言い切れないが高い確率で心が崩壊するであろう。医療崩壊はしないが、精神科崩壊の危機だと感じているのだ。
ところで、不安の相談を受けることが多くなってきた。
どうしたらよいのでしょう?教えてください!
あなたの人生を私がどうしようと言うのですか?かなりの無茶ぶりである。わたしは、問題解決機関ではない。まれに弁護士や司法書士もしている方もいるのだが、基本的にはNoである。
この地球上の70億人に違う人生があり、自己責任で生きるのだ。
生き方を既に証明されたお釈迦様という尊い方がいらっしゃる。人に生まれ、悩み、人間の本性に触れ、人として亡くなった。生き字引のような方である。
そういう方の遺した言葉に耳を傾け正く実践してみる。
さて、ある感染症にまつわる噂が一人歩きして、別の噂をでっち上げてしまうことに気がつくことがある。
そういう情報を全部受け止めるのではなく受け流す。ちょうど柳の木のようにしなやかに生きる。どんなに強くても全部受け止めれば、そこに軋轢は起こり終いに崩壊する。この世界は、再び出帆したのである。正しく怯え、正しく前に進む。わたしたちに続く世代のため立ち止まってばかりはいられないのだ。
それが今を生きることなのではないかな?
そんなことを徒然となく拙筆ながら申し上げている。
To be continued………..
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